2020年 12 月 11 日(金)
モーニングセミナー
学びの効果を上げるコツ

講師
松本 光司
一般社団法人 倫理研究所
中国四国方面長
主 催 | 岡山市東倫理法人会 |
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日 時 | 2020年12月11日 (金) |
時 間 | 06:00ー07:00 |
会 場 | 岡山学芸館高校 学芸館スクールガーデン |
経営者MSの感想
12月11日 第580回 岡山東倫理法人会 経営者モーニングセミナー
講話者 松本光司さん(一般社団法人 倫理研究所 中国四国方面長 )
(感想 岡山東倫理法人会 運営委員 田中まさみ)
「そっか。マネていいんだ・・」
いや、むしろ「マネろ!」
本日のテーマは、「学びの効果を上げるコツ」
学びの効果。
あげたいねー!(心の声)
松本先生によると、
学びはたくさん量をすれば上がると思われているけど
たくさんやってもよくならない人もいるし
やればやるほど悪くなる人もいると Σ(゚д゚lll)
まず「学ぶ」の語源は「真似る」
日本では職人の師弟制度として
古くから師の姿から学んでいた
(確かにー!そばで見て師匠の技を盗むとか)
でも現在学校では、「学ぶ」とは「なぜなのだろう?」と疑い、
その疑いを晴らしていくものだ、と教えてられていると。。
茶道ではそれは
守(しゅ)
破(は)
離(り)と呼ぶ
「守」は基本を徹底して守る
「破」は基本を応用
「離」は自由
学ぶとは、この「守破離」のようにまず真似ることから。
そして、二宮尊徳の「たらいの水」のように、
自分がかき集めたものは相手の方へ流れ行き、
相手へ出したものは自分へ返ってくる
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人間は皆,空っぽのたらいのような状態で生まれてくる。つまり,最初は財産も 能力も何も持たずに生まれて来る。
そして,そのたらいに自然やたくさんの人たち が水を満たしてくれる。その水のありがたさに気づいた人だけが他人にもあげたくなり,誰かに幸せになってほしいと感じて水を相手のほうに押しやろうとする。
そして,幸せというのは,自分はもう要りませんと他人に譲ってもまた戻ってくるし,絶対に自分から離れないものだけれども,その水を自分のものだと考えたり,水を満たしてもらうことを当たり前と錯覚して足りない,足りない,もっともっと,とかき集めようとしたりすると,幸せが逃げていく。 『二宮金次郎の幸福論』
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では、
どんな人が一番成長するかというと、
高卒の人。
一番ダメなのは、中途採用の人だそうです。
高卒の人は、何もかも初めてで空っぽだから、どんどん吸収し成長
中途の人は、今まではこうだった、と自分の経験の中から出られない
経験
プライド
先入観
これらを捨てられないから成長ができない。。
そうですよね
私もなんども言われてきました・・
「基本を徹底しろ」
「うまくいってる人の真似ろ」
「基本もできてないのに、自分でアレンジするな」
「愚直に」
「そっか。マネていいんだ・・」
いや、むしろうまくいっている人を「マネろ!」なんだ!
(>人<;)
自分の心を空っぽにして素直な心で学ぶことが大事なんだなと
思いました。
松本光司様 素晴らしい講話をありがとうございました!!