2020年 11 月 6 日(金)
モーニングセミナー
「失ってから得たモノ」

講師
礒村 安倫
香川県倫理法人会 後継者倫理塾 副塾長
主 催 | 岡山市東 |
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日 時 | 2020年11月6日 (金) |
時 間 | 06:00ー07:00 |
会 場 | 岡山学芸館高校 学芸館スクールガーデン |
経営者MSの感想
11月6日 第577回 岡山東倫理法人会 経営者モーニングセミナー
講話者 礒村安倫さん(香川県倫理法人会 後継者倫理塾 副塾長)
(感想 岡山東倫理法人会 運営委員 田中まさみ)
「涙が出ちゃうのはなんでだろう・・・」
今回は、いつもの講話と違いました。
いつもいろいろな含蓄に富んだ講話を聞けるのですが、
いや、今回ももちろん素晴らしい講話でした。
何か、礒村さんのお話は聞いているうちに涙が出てきてしまうんですよね。なぜか。
講話は「失ってから得たモノ」というタイトルで、奥様のガン闘病で4回転院し、余命も
「あと1年です。」
「あと6ヶ月です。」
「あと2ヶ月です。」と宣告され、まるで死刑判決を4回受けたような気持ちだったと。
また、部下の乗っ取りに遭い、ベテランの半分が出て行き、残った新人との再出発
部下もお客様も売上も失い、「人を育てるということ」がどんなに大切なことかを痛いほど感じられたそうです。
「私たちがこのモーニングセミナーで出会い、集い、顔を合わせ学び、時間をともに過ごすことができるのは、当たり前のことじゃない、偶然じゃないんですよ」と。
「仕事があるのは当たり前じゃない」
「働けるといことはなんという喜びでしょうか」
礒村さんは他にも、心に刺さる言葉をくださいました
「一日楽しみたかったら、花を生けなさい
一年楽しみたかったら、花を植えなさい
十年楽しみたかったら、木を植えなさい
百年楽しみたかったら、人を育てなさい」
深いですね!
そして、もう一つの言葉
「なれあいのない優しさ 責めのない厳しさ」
大人になると、注意してもらうことが減りますよね。距離を置いたり、影でグチを言うことはあっても、直接注意をされることは少なくなるわけです。
礒村さんは
「もし、注意するとしたら、それはその人の未来のために、勇気を振り絞って言ったこと」とおっしゃってました。
人からいただいた注意を、真摯に受け止められる素直さを持ち続けたいと思いました。
礒村さん、素晴らしい講話ありがとうございました。