2020年 11 月 27 日(金)
モーニングセミナー
天上天下唯我独尊

講師
西森 巧
岡山県倫理法人会 広報委員長
株式会社EIKOU代表
西森巧さんは、岡山市中区生まれ
両親に愛されながら育つも、借金により自己破産、家庭崩壊などをご経験されました。
それらの苦難の中でも、実践を積み重ね、幸せを手に入れられました。
2012年に独立、廃品回収業務を始め、2017年に法人化。片付け業として買取屋遺品整理などリサイクル全般を営んでいらっしゃいます
主 催 | 岡山市東倫理法人会 |
---|---|
日 時 | 2020年11月27日 (金) |
時 間 | 06:00ー07:00 |
会 場 | 岡山学芸館高校 学芸館スクールガーデン |
経営者MSの感想
11月27日 第579回 岡山東倫理法人会 経営者モーニングセミナー
講話者 西森巧さん(株式会社 EIKOU代表)
(感想 岡山東倫理法人会 運営委員 田中まさみ)
「え?もう6時55分?」
倫理法人会に入会して5ヶ月。
こんなにも時間を感じなかった講話は初めてでした
講話タイトルは「天上天下唯我独尊」ですが、
これは「自分だけが一番だ」という意味ではなく、
大切な何かに気づきなさい
人間の尊い使命があります、と言う意味だそうです
西森さんが、「これが自分の使命だと思った」という話をお聞きしました。
<幸せな生活が一転>
幸せな生活が一転したのは、西森さんが小学校5年生の時
お父様が友人の保証人になり、7千万の借金を背負ってからでした。
食事中にお皿が飛んで来たり、頭を床にゴンゴンされたり、
首を絞められたり。
今まででの優しかったご両親にはありえない行動だったそうです 泣
<めげない西森少年>
そんななかでも、
両親がどうやったら喜んでくれるかな?と
知恵を絞り、
友達とは遊ばずに早く帰り、洗濯物をたたみ、
自動販売機の下に落ちてるお金を拾い、
お金を拾っては、両親に渡してあげていたという西森少年(>_<)
<収入は全てご両親に>
お母様と同じ福祉の道を選んだ西森さんは、
老人ホームへ入社
働いたお金は当たり前のように両親に、、。
<ご両親との別離>
19歳のとき、奥さんの妊娠と結婚の報告をした時、
「お前が結婚したら、誰が家にお金を入れるんだ」と
言われ、縁を切られたご両親から連絡がくることはなかったそうです
<お子さんの病気>
生まれたお子さんの目が見えていないことがわかった時
奥さんは毎日泣いたそうです
治療のかいあって、今は少し目が見えるようになり
「目が見えない子達の先生になりたい」と話す
お子さんがそんな明るい子に育ってくれたのは、
まさしく、
苦難を乗り越えて来た西森さんのお子さんだったから、
のだろうなと思いました。
<起業のきっかけ>
お子さんの治療にお金がかかり、これは独立しないといけない!
と思ったことが、起業のきっかけだそう。
リサイクル業と遺品整理をメインに
「電球を替えて欲しい」などちょっとしたことでも、
町のお助け屋さんとして地域の方から必要とされる存在
その方に幸せになって欲しい
出会う人の笑顔が見たい
相手をいかに幸せにできるか との思いで仕事をされていて
その姿勢はスタッフにも伝わっていったそうです
<幸せな現在>
西森さんの最後のお話で、気持ちが温かくなりました。
数年前にご両親から連絡があり、
今ではお母様は会社の幹部に
お父様は釣り仲間になられたそうです。
西森さんのお人柄が炸裂した素晴らしい講話でした❣️
西森さん、ありがとうございました( ´ ▽ ` )